更新日:2025年8月28日
カテゴリー:VALORANT, プロゲーマー, ゲーミングデバイス
Meiy選手について
日本が誇る世界クラスのVALORANTプロゲーマー、Meiy(メイ)選手。DetonatioN FocusMe所属の彼は、その卓越した技術と戦略眼で国内外の大会で活躍を続けています。
VCT Pacificでは世界の強豪チーム相手に善戦を繰り広げ、アジア地域レディアント第1位という偉業も達成。そんな世界レベルのプロゲーマーが愛用するデバイスから詳細な設定まで、競技環境の全てを徹底解析していきます。
Meiy選手のプロフィールと経歴
本名 | 関 芽生(せき いぶき) |
---|---|
ハンドルネーム | Meiy(メイ) |
生年月日 | 2003年4月8日(22歳) |
身長 | 178cm |
所属チーム | DetonatioN FocusMe |
ポジション | デュエリスト |
SNS | Twitter / Twitch / YouTube |
チーム遍歴と主な実績
チーム遍歴:
- Nester(2020年11月 – 2021年2月)
- Northeption(2021年2月 – 2022年1月)
- Crazy Raccoon(2022年1月 – 2023年11月)
- DetonatioN FocusMe(2023年11月 – 現在)
主な実績:
- アジア地域レディアント第1位獲得
- VCT 2022 Japan Stage 1 Challengers Playoffs 準優勝
- VALORANT Challengers 2023 Japan Split 1 準優勝
- VCT Pacific出場(2024年〜)
🏆 注目ポイント
Meiy選手はVALORANTランクマッチでアジア地域レディアント第1位を獲得した数少ない日本人プレイヤー。この実績は世界的に見ても非常に稀な偉業で、彼の実力を物語っています。
また実力もさることながら外見がかわいらしく、みんなに好かれる弟みたいな存在感が魅力的ですよね!!強いのに可愛いそんなMeiy選手の使用デバイスを見ていきましょう。
使用マウス
メインマウス:Razer Viper V3 Pro Black
製品名: Razer Viper V3 Pro Black
価格: 約26,000円
重量: 54g
最大ポーリングレート: 8,000Hz
Meiy選手が現在メインで使用している「Razer Viper V3 Pro Black」は、プロゲーマー向けに設計された最高峰のワイヤレスゲーミングマウスです。
主な特徴:
✅ 超軽量54g設計で長時間使用でも疲労軽減
✅ 8,000Hzポーリングレートで極限まで遅延を削減
✅ 左右対称デザインで様々なグリップスタイルに対応
✅ 最適化されたドングル設計でトーナメント環境でも安定接続
サブマウス:Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 DEX
エルゴノミクス特化モデルとして「Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 DEX」も使用。右利き向けに最適化されたデザインで、長時間の練習でも手首への負担を最小限に抑えます。
過去の使用マウス遍歴
- Lamzu Maya X – 47g軽量設計、8000Hzポーリングレート対応
- LAMZU THORN – 4Kドングル同梱の高性能モデル
- Pulsar Gaming Gears X2 V2 Medium – 26Kセンサー搭載
- G-wolves HTS Plus 4K – FPS特化の47g軽量モデル
- Logicool G PRO X SUPERLIGHT(複数カラー使い分け)
💡 プロのマウス選択のポイント
Meiy選手のマウス遍歴を見ると、常に最新技術を追求していることが分かります。軽量化、高ポーリングレート、安定性の3つを重視し、新技術が登場すると積極的に試用しています。
マウスパッド
WALLHACK SP-004 Hatsune Miku Summer Miku
製品名: WALLHACK SP-004 Hatsune Miku Summer Miku
価格: 約37,800円
材質: ケイ酸塩ガラス
サイズ: 49cm×42cm
現在使用している「WALLHACK SP-004 Hatsune Miku Summer Miku」は、ガラス製マウスパッドの中でも特に注目を集めるモデルです。Meiy選手のかわいらしい外見と初音ミクのイラストがマッチしていて良いですよね!!
ガラス製マウスパッドの利点:
✅ 環境に左右されない一貫性 – 湿度・温度変化の影響を受けにくい
✅ 精密なトラッキング性能 – ケイ酸塩ガラスによる最高の追従性
✅ 手汗の影響なし – 常に同じ操作感を維持
✅ 耐久性抜群 – 長期間使用しても性能劣化なし
WALLHACK SP-004 Faith Yume
全世界4000枚限定の希少モデル「WALLHACK SP-004 Faith Yume」も愛用。SP-004シリーズの高いトラッキング精度はそのままに、美麗なデザインが施されています。
過去の使用マウスパッド
ガラス系マウスパッド
- Pulsar Gaming Gears Superglide2 – アルミノシリケートガラス(ゴリラガラス)
- WALLHACK SP-004 – 初代モデル
布系マウスパッド
- ARTISAN 零 FX MID – 軽快な滑りでシャープな操作感
- ARTISAN 飛燕 SOFT – バランス型の人気モデル
- Gamesense Radar Benjyfishyコラボ – 完全受注生産の限定品
⚠️ ガラス製マウスパッドの注意点
ガラス製マウスパッドは高性能ですが、マウスソールの消耗が早いという特徴があります。Meiy選手も定期的にマウスソールを交換して最適な状態を維持しています。
キーボード
Wooting 60HE
製品名: Wooting 60HE
価格: 約38,500円
キー数: 60キー(コンパクト配列)
特徴: ラピッドトリガー搭載
メインキーボードの「Wooting 60HE」は、ラピッドトリガー機能を搭載した革新的なゲーミングキーボードです。
ラピッドトリガーの効果:
✅ キーを離した瞬間に入力リリース – 従来比で反応速度が劇的向上
✅ ストッピング精度の向上 – VALORANTの移動停止がより正確に
✅ アクチュエーションポイント調整可能 – 0.1mm〜4.0mmで細かく設定
✅ キーごとの個別調整 – 用途に応じて最適化
Meiy選手の設定:実はラピッドトリガーの機能をほぼ使ってないですね。。。汗
- アクチュエーションポイント: 1.0mm
- ラピッドトリガー: 1.0mm
Wooting 80HE(サブキーボード)
テンキーレスモデルの「Wooting 80HE」も使用。大会会場では60HE、練習環境では80HEと使い分けています。
Wooting 60HE vs 80HE 比較
モデル | 60HE | 80HE |
---|---|---|
キー数 | 60キー | 87キー |
サイズ | コンパクト | テンキーレス |
用途 | 大会・遠征 | 練習環境 |
価格 | 約38,500円 | 約40,680円 |
「ラピッドトリガーは最初は慣れが必要だったが、一度慣れると元のキーボードには戻れない。特にストッピングの精度が段違い」
モニター|プロ仕様の応答性
BenQ ZOWIE XL2566K
製品名: BenQ ZOWIE XL2566K
価格: 約80,000円
画面サイズ: 24.5インチ
リフレッシュレート: 360Hz
応答速度: 1ms(GtG)
メインモニターの「BenQ ZOWIE XL2566K」は、eスポーツ専用に設計された最高峰のゲーミングモニターです。買うなら中途半端は許さないって感じがしますね。
主な特徴:
✅ 360Hz超高リフレッシュレート – 極めて滑らかな映像表示
✅ DyAc⁺技術 – 動体視力向上で高速移動する敵も鮮明表示
✅ 1ms応答速度 – 入力遅延を最小限に抑制
✅ eスポーツ最適化 – プロ大会での使用実績多数
360Hzの効果:
- 敵の動きがより滑らかに見える
- エイムの精度向上 – 微細な調整が可能
- 反応速度の向上 – より早く敵を発見できる
XL2566K 詳細スペック
項目 | 仕様 |
---|---|
パネル | TN液晶 |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
色域 | sRGB 99% |
輝度 | 320 cd/m² |
コントラスト比 | 1000:1 |
接続端子 | DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0×3 |
音響機器|情報収集の要
SHURE SE846(イヤホン)
製品名: SHURE SE846
価格: 約100,000円
ドライバー: 4ドライバー構成
遮音性: 最大37dB
プロオーディオブランドSHUREの最高峰イヤホン「SE846」を使用。4ドライバー構成により、高音から低音まで極めてクリアな音質を実現しています。
VALORANTでの音響の重要性:
✅ 敵の足音の方向特定 – 高精度な定位感
✅ 銃声の種類判別 – 武器の特定が可能
✅ スキル音の聞き分け – 敵のアビリティ使用を察知
✅ リロード音の把握 – 攻撃タイミングの判断
SHURE SM7dB(マイク)
配信用マイクには「SHURE SM7dB」を使用。プロの放送局でも使用される品質で、視聴者に対してクリアで聞き取りやすい音声を提供しています。
ゲーム設定|感度・ビデオ・キー配置
マウス感度設定
設定項目 | Meiy選手の設定 |
---|---|
DPI | 800 |
ゲーム内感度 | 0.175 |
eDPI | 140 |
ポーリングレート | 4,000Hz |
スコープ感度 | 1.0 |
ADS感度 | 0.9 |
📊 eDPI計算方法
eDPI = DPI × ゲーム内感度
Meiy選手の場合:800 × 0.175 = 140
ビデオ設定
設定項目 | 設定値 | 理由 |
---|---|---|
解像度 | 1920×1080 (16:9) または1440×1080 (4:3) | 状況に応じて使い分け |
FPS制限 | オフ | 最大フレームレート確保 |
マテリアル | 低 | フレームレート優先 |
テクスチャー | 低 | 視認性向上 |
アンチエイリアス | MSAA 4x | ジャギー軽減 |
明瞭度を上げる | オン | 敵の視認性向上 |
4:3解像度のメリット:
- 敵キャラクターが横に引き伸ばされて大きく見える
- エイムが合わせやすくなる
- 視野は狭くなるがフォーカスしやすい
キー配置設定
アクション | キー | 備考 |
---|---|---|
移動 | WASD | 標準 |
ジャンプ | スペース / ホイール下 | バニーホップ対応 |
しゃがみ | 左Ctrl | 標準 |
歩き | 左Shift | 標準 |
使用 | F | 標準からEから変更 |
アビリティー1 | C | 標準 |
アビリティー2 | Q | 標準 |
アビリティー3 | マウスサイド2 / E | 独自設定 |
アルティメット | X | 独自設定 |
クロスヘア設定
Meiy選手のクロスヘア
設定項目 | 設定値 |
---|---|
クロスヘアの色 | ホワイト / #005AFF |
センタードット | オン |
センタードットサイズ | 2 |
インナーライン | オフ |
アウターライン | オフ |
輪郭 | オン |
デバイス選択の哲学
Meiy選手のデバイス選択には、明確な3つの哲学が見えてきます。
1. 最新技術への積極的採用
🚀 技術革新の早期導入
- ラピッドトリガー対応キーボードの早期採用
- 8,000Hzポーリングレートマウスへの移行
- ガラス製マウスパッドの活用
- 360Hzモニターの使用
2. 実用性と美観の両立
🎨 機能性×デザイン性
- 初音ミクコラボマウスパッド – 高性能×個性
- 複数カラーのマウス使い分け – 気分転換効果
- デスク環境への配慮 – モチベーション向上
3. 環境適応性の重視
🏟️ 様々な環境への対応
- 大会用・練習用デバイスの使い分け
- 解像度の柔軟な変更(16:9 ⇔ 4:3)
- バックアップデバイスの準備
- 環境に左右されない機材選択
まとめ
Meiy選手のデバイス環境は、単なる高価な機材の集合体ではありません。それぞれが彼のプレイスタイルと戦略に合わせて慎重に選択され、細かく調整された結果です。
プロ環境から学ぶべきポイント
💡 一般プレイヤーが参考にすべき点
1. 段階的なアップグレード
すべてを一度に変える必要はありません。最も効果的なデバイスから順番にアップグレードしていきましょう。
2. 設定の重要性
高価なデバイスも適切な設定がなければ意味がありません。プロの設定を参考に、自分に合う値を見つけることが重要です。
3. 一貫性の維持
デバイスを頻繁に変更するより、一つの環境で慣れることの方が重要。Meiy選手も基本環境は長期間維持しています。
4. 目的意識を持つ
「なぜそのデバイスを選ぶのか」という明確な理由を持つことが、上達への近道です。
推奨アップグレード順序
- マウス – 最も直接的にエイムに影響
- マウスパッド – マウスの性能を最大化
- モニター – 高リフレッシュレートで視認性向上
- キーボード – ラピッドトリガーで反応速度UP
- 音響機器 – 情報収集能力の向上
世界の舞台で活躍し続けるMeiy選手のデバイス環境は、プロゲーマーの妥協なき探求心と、勝利への執念が詰まった、まさに競技の結晶といえるでしょう。
彼の設定や選択理由を理解し、自分のプレイスタイルに合わせてカスタマイズすることで、きっとあなたのVALORANTスキルも向上するはずです。
🎯 あなたも世界レベルの環境を手に入れよう
Meiy選手と同じデバイスを使って、プロレベルのパフォーマンスを目指しませんか?まずは一つのデバイスから始めて、段階的にアップグレードしていきましょう。
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